これは、母乳に含まれているラクトースというオリゴ糖の一種が、善玉菌の繁殖を助けてくれているからです。
しかし、食事を始めるようになると、腸内細菌の数は爆発的に増えます。
それに伴って、悪玉菌の数も増加します。
この時点で、大人と同じような便秘が起きる可能性が出てきます。
大人ならば様々な対策を講じることができますが、子供が便秘になった場合は親が見守り、ケアをしてあげねばなりません。
そのために、「いいうんこを自分で作ってもらう」という自覚を持つことが非常に大切です。
ここを便秘解消のゴールに設定するといいでしょう。
うんこは、食べたものをただ出せばいいというものではありません。
うんこの色、量、形、においというのは、食生活や体調を如実に語っているのです。
親子で便秘になる場合、家での食生活がやはり偏っていると思われます。
家族は結局同じものを食べるわけですからね。