2歳児で、うんこが出ない状態が続いても、便秘くらいなら自然と治るだろう・・。と考える親は意外と多いです。

だから便秘を重大な問題であると認識していないんですよね。


でも、便秘の時って、腸の中で一体何が起きているのでしょうか。

便秘というのは、腸内環境が悪化したことを知らせる重要なサインです。
腸内環境の鍵を握るのが、腸に棲みつく100兆個とも言われる腸内細菌。

主に善玉菌と悪玉菌に分けられます。


生まれたての子供の腸内って無菌状態です。
やがて少しずつ菌が増えていきますが、その時、圧倒的に増えるのが善玉菌です。

母乳には、ビフィズス菌の餌になる乳糖がたくさん含まれていますからね。、

善玉菌が多いので授乳中の赤ちゃんのうんちはほとんど匂いがないのです。


しかし、離乳食を始める頃になると腸内の状況は一変します。
お粥から、野菜やお肉、油物を食べるようになると悪玉菌が優勢になることも。。

悪玉菌が優勢になってしまうと、老廃物が多くなり、便秘や下痢などの便通異常が起こります。

また、活性酸素も発生し、腸の細胞を悪い意味で刺激してしまいます。
結果的に腸内最近のバランスは崩れ、免疫が低下。。病気にもかかりやすくなります。



慢性便秘なので病院なんかに行くと、医師からすると便秘は病気には映りません。
なのでうんちが出ないのなら、薬で出すという発想です。

しかし、下剤は便秘を更に悪化してしまいます。

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