大人はある程度直腸にうんこを溜めてから、自分の意志で肛門括約筋を使って外に排出します。
しかし、子供は直腸や肛門の機能がまだ未発達なので腸トラブルを起こしやすいです。
1歳までは排便することは反射的な行為です。
その後、大脳が発達し、排便の訓練も行われるうちに便意を認識し始めます。
また、大人はS字結腸にうんこが溜まるのに対し、子供は直腸の中にうんこが溜まるのが特徴です。
直腸にうんこが溜まると腹痛やお腹の張りを感じやすくなります。
子供がお腹が痛いという場合は、まず便秘を疑う必要があります。
しかし、出生直後から便秘が続く場合、ヒルシュスプルング病などの先天性の病気の場合もありますので、そこは注意が必要です。
いずれにせよ、子供は自分の体の状態をうまく伝えられないので、子供の様子と、うんこの状態を日頃からチェックしておく必要があります。
なんだか最近、機嫌が悪いと思っていたら、便秘で苦しんでいたということもあるのです。
まずは、子供のうんこの状態を観察しましょう。
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