うんこが出ないことをひとくくりで便秘と呼ばれますが、実は便秘にも種類があります。

1.弛緩性便秘 2.けいれん性便秘 3.直腸性便秘

これらに分けられます。

ではそれぞれどんな便秘で、子供はどの便秘になりやすいのでしょうか?

弛緩性便秘とは・・・腹筋の筋力低下によって、あるいは腸のぜん動運動が弱くなることでうんこを肛門まで押し出す力が弱まっている状態のことです。

主に、筋力の弱い女性や高齢者多い傾向があります。


けいれん性便秘とは・・・腸の働きが過敏になって、下痢や便秘を繰り返すタイプです。
これはストレスが大きな原因であり、男性にも多いのが特徴的です。


直腸性便秘とは・・・直腸までうんこが降りてきているのに便意が起こらないタイプです。
子供はこの直腸性便秘になりやすいです。

なぜそうなるかというと、便意が起きているときにそれを我慢してしまうことでなりやすいです。

特に、子供は遊びやおもちゃに夢中になっていると、便意を我慢してしまいやすいもの。
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しかし、便意の信号は、ずっと我慢しているとやがてなくなっていきます。
ところが、うんこはそのまま腸にありますし、どんどん溜まっていきます。

そして水分も取られていくので硬くなっていくのです。


やがてうんこが出るときに、非常に痛くて辛くなるのです。

子供を便秘にしないためには、便意が起きた時に出すのがベストです。